住宅ローン金利の推移と今後

約30年続いた超低金利時代が転換期を迎えています。変動金利と固定金利の推移を振り返りながら、
金利変動が住宅ローンの返済にどう影響するかをシミュレーション付きでまとめました。

変動金利(2026年4月・主要行)
0.7%前後
2023年の0.3%台から上昇中
フラット35(2026年4月)
2.49%
約26年ぶりの高水準
日銀 政策金利
0.75%
年内さらに利上げの可能性

金利の推移(2018年〜2026年)

変動金利(主要行の代表的な適用金利) フラット35(35年固定・最頻金利)
※変動金利は各年の代表的な適用金利(優遇後)。フラット35は借入期間21年以上・融資率9割以下の最頻金利。

何が起きてきたか ― 金利を動かした出来事

2016〜23
マイナス金利政策の時代
日銀が2016年にマイナス金利を導入。変動金利は0.3%台まで下がり、住宅ローンは「借りた方が得」とまで言われた異例の時代が約8年続いた。
2024.3
マイナス金利解除 ―「金利のある時代」へ
日銀がマイナス金利政策を解除。17年ぶりの利上げとなり、住宅ローン金利の転換点に。
2024.7
追加利上げ(政策金利 0.25%へ)
円安対策も兼ねた追加利上げ。10月に短期プライムレートが15年ぶりに引き上げられ、多くの銀行が変動金利を引き上げ。
2025.1
追加利上げ(政策金利 0.5%へ)
賃上げの定着と物価上昇を受け、追加利上げ。変動金利は0.5%台に上昇。
2025.12
追加利上げ(政策金利 0.75%へ)
2026年4月から多くの銀行が変動金利の基準金利を引き上げ。変動金利は0.7%前後に。
2026.2
イラン攻撃・中東情勢の緊迫化
原油高騰によるインフレ懸念が浮上。長期金利は2.3%台と約27年ぶりの高水準に。フラット35は2.49%まで上昇。今後の利上げ判断にも影響する可能性。

金利が変わると返済額はどう変わる?

借入額と金利を動かして、毎月の返済額・総返済額の違いをご確認いただけます。

3,000万円
35年
0.70%
毎月の返済額
-
総返済額
-
うち利息分:-
参考:同じ3,000万円・35年で金利だけ変えた場合
金利毎月返済額総返済額利息総額
0.5%77,875円3,271万円271万円
1.0%84,685円3,557万円557万円
1.5%91,855円3,858万円858万円
2.0%99,378円4,174万円1,174万円
2.5%107,248円4,504万円1,504万円
※元利均等返済・ボーナス返済なしの場合。実際の返済額は金融機関の条件により異なります。

「金利のある時代」に安心して家を建てるために

金利が上がっても慌てないために大切なのは、「自分たちはいくらまでなら無理なく返せるのか」を最初に知っておくことです。
当社では家づくりの最初のステップとして、提携のライフプランナーによる無料相談をおすすめしています。

1
ライフプランナーに相談する
今の収入・生活費・将来の
家族像や暮らし方をヒアリング
2
予算のラインを出す
無理なく建築費にかけられる
金額の目安がわかる
3
銀行の事前審査
借入できる上限額を確認
(費用・信用情報への影響なし)
4
資金計画をつくる
土地・建物・諸費用の
バランスを一緒に整理
当社の資金計画の進め方
当社では、提携のライフプランナーにご協力いただいています。
現在の家計や将来の暮らし方をじっくりヒアリングしたうえで、「建築費にいくらまでかけて大丈夫か」という安心できるラインを出してもらいます。
あわせて銀行の事前審査も行い、借入の上限ラインも確認。
この2つのラインをもとに、土地・建物・その他費用をバランスよく振り分けていく ―― これが当社の資金計画です。

金利がどう動くかは誰にも読めませんが、「自分たちにとって無理のない金額」は、事前に知ることができます。

金利のこれから

日銀は利上げスタンスを維持しており、年内にあと1〜2回の追加利上げがあるとの見方が多数です。
変動金利は年内に1.0%程度まで上昇する可能性があり、固定金利もすでに上昇が進んでいます。

変動金利と固定金利のどちらが「正解」ということはなく、ご家庭の収入や将来の見通しによって適した選択は異なります。
大切なのは、金利が上がった場合にどのくらい返済額が増えるかを事前に把握しておくこと。
まずはお気軽にご相談ください。資金計画から一緒に考えていきましょう。
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