一般家庭の年間光熱費(平均)
約26〜30万円
電気+ガス / 4人家族の目安
省エネ住宅で年間どれくらい安くなるか
約6〜8万円
ZEH水準と旧基準の比較
35年間で見た光熱費の差
約210〜280万円
省エネ住宅の累計メリット
電気代はこの数年で大幅に上がっています
家庭向けの電気料金(1kWhあたりの単価)の推移です。2021年以降、燃料費の高騰や再エネ賦課金の上昇などにより、電気代は急上昇しました。2026年も中東情勢の影響で高止まりが続いています。
電気料金単価(円/kWh)
※低圧・従量電灯の平均単価(消費税・再エネ賦課金込み)。出典:資源エネルギー庁・新電力ネット等のデータをもとに作成。
なぜ電気代が上がっているのか?
・燃料費の高騰:日本の発電は約7割が火力。原油・天然ガスの価格上昇が直撃しています
・再エネ賦課金の上昇:太陽光等の買取費用が電気代に上乗せ。2026年度は4.18円/kWhに
・円安:燃料を海外から輸入するため、円安が進むほど調達コストが上がります
・中東情勢:2026年のイラン攻撃・ホルムズ海峡封鎖で原油価格が再び急騰しています
高気密高断熱の家は、光熱費がどれくらい安くなる?
国土交通省のシミュレーションによると、断熱・気密性能の違いで年間の光熱費に大きな差が生まれます。
「旧基準の家」と「当社の標準仕様(ZEH水準)」を比較してみましょう。
旧基準の家(2000年以前)
断熱等級3以下
約30万円
年間の光熱費(目安)
断熱材が薄く、窓はアルミサッシ+単板ガラス。隙間風も多く、夏は暑く冬は寒いため冷暖房に頼る時間が長い。
当社の標準仕様
ZEH水準(断熱等級5)
約22〜24万円
年間の光熱費(目安)
高性能断熱材に加え、窓にはクレトイシ モンタージュペアガラスまたはYKK AP APW330を採用。高い気密性で隙間風を防ぎ、少ない冷暖房で快適に。
「高断熱」だけでは不十分 ― 「気密性」がセットで大切な理由
いくら断熱材を厚くしても、家に隙間があればそこから熱が逃げてしまいます。
たとえるなら、ダウンジャケットのファスナーを開けたまま歩いているような状態です。
断熱(ジャケットの厚さ)と気密(ファスナーを閉める)の両方が揃ってはじめて、冷暖房の効率が最大化されます。
当社の家は断熱性能(等級5)に加えて気密施工にもこだわっており、窓まわりには高性能樹脂サッシを標準採用しています。
35年間住み続けた場合の差は?
年間6〜8万円の差が35年続くと → 約210〜280万円の光熱費の差になります。
さらに今後も電気代が上がり続ければ、この差はもっと大きくなる可能性があります。
「建てた後のコスト」も含めて考える
家の費用は「建てるときの価格」だけではありません。住み始めてから毎月かかる光熱費も、35年間で見ると大きな金額になります。
旧基準の家の光熱費(35年)
約1,050万円
年間30万円 × 35年
ZEH水準の光熱費(35年)
約790万円
年間22.5万円 × 35年
35年間の差額
約260万円
省エネ住宅のメリット
断熱・気密性能のアップにかかる費用は?
断熱等級4から等級5(ZEH水準)へのアップには、一般的に50〜100万円程度の追加費用がかかるとされています。
当社の家は標準仕様でZEH水準を満たしているため、この追加費用は不要です。
※金額は住宅の規模や仕様によって異なります。上記は一般的な目安です。
高気密高断熱だからできる「吹抜け」の空調効果
「吹抜けがあると冷暖房が効かない」というイメージはありませんか?
実は、高気密高断熱の家では吹抜けがむしろ少ないエアコンで家全体を快適にする重要な要素になります。
冬のしくみ
1階の暖かい空気は自然に上へ。
吹抜けを通じて2階にも暖気が行き渡り、上下階の温度差が小さくなります。
夏のしくみ
冷たい空気は自然に下へ。
2階のエアコン1台で吹抜けを通じて1階にも冷気が降り、家全体が涼しくなります。
気密性が低い家では、こうはいきません
隙間の多い家で吹抜けをつくると、暖気がどんどん逃げて「2階だけ暑く、1階は寒い」状態になりがち。
高気密高断熱だからこそ、吹抜けの空気循環がうまく機能し、少ないエアコンで各部屋の温度を近づけられるのです。
当社では吹抜けのある住宅をおすすめしています。開放感のある空間と省エネを両立する設計をご提案します。
さらに快適にするための、ちょっとした工夫
各部屋のドアを開け放しておいたり、玄関とリビングの間をオープンにつないだりすることで、空気の通り道が増え、家全体の温度がさらに均一になります。
こうした間取りの工夫と吹抜けの組み合わせだけで、エアコン1〜2台で家全体を快適に保てるケースも珍しくありません。
「全館空調」は必要?
全館空調システムは家中の温度を一定に保つ仕組みですが、導入費用が高く(100〜300万円程度)、メンテナンスやフィルター交換などのランニングコストも発生します。故障時には家全体の空調が止まるリスクもあります。
高気密高断熱の家であれば、吹抜け+間取りの工夫+市販のエアコン数台で同等の快適さを実現できることが多く、コストパフォーマンスに優れています。エアコンであれば故障しても1台ずつ交換でき、機種の選択肢も豊富です。
※全館空調が不要というわけではなく、住宅の性能が十分に高ければ、シンプルな設備でも快適に暮らせるという事実をお伝えしています。
さらに上を目指すなら ― GX志向型・長期優良住宅
当社の標準仕様(ZEH水準)でも十分な省エネ効果がありますが、さらに性能を高めることも可能です。
光熱費だけでなく、補助金や住宅ローン減税でも有利になります。
最高ランク
GX志向型住宅
太陽光発電等を追加して対応
ZEH水準をさらに上回る省エネ性能に加え、太陽光発電等でエネルギー収支を実質ゼロ以下に。自家発電で光熱費をさらに大幅に削減でき、売電収入も見込めます。
新築補助金110万円(全世帯)
ローン減税 借入上限最大5,000万円
光熱費大幅削減〜実質ゼロ
オプション
長期優良住宅
認定取得に対応
省エネ性能に加え、耐震性・耐久性・維持管理のしやすさなど総合的な品質で国の認定を受けた住宅。長く安心して住み続けられることが認められた家です。
新築補助金75万円(子育て世帯等)
ローン減税 借入上限最大5,000万円
資産価値長期にわたり維持
どのグレードが合っているかは、ご家庭の状況次第です
「太陽光を載せてGX志向型にするか」「長期優良住宅の認定を取るか」は、初期費用と将来のメリットのバランスで判断します。
補助金・減税の詳細は
第3章:補助金・減税制度まとめでも整理していますので、あわせてご覧ください。
あなたの家ではいくら差が出る? かんたん試算
現在の月々の電気代・ガス代を入力すると、省エネ住宅に住み替えた場合にどれくらい安くなるか試算できます。
今の家の年間光熱費
30.0万円
入力した月額 × 12
ZEH水準なら(約25%削減)
22.5万円
年間 7.5万円 節約
※試算はZEH水準住宅で約25%の光熱費削減を想定した概算です。実際の削減率は住宅の仕様・地域・生活スタイルにより異なります。
光熱費だけじゃない ― 高気密高断熱住宅のもうひとつの価値
省エネ住宅のメリットは光熱費の節約だけではありません。家族の健康や住み心地にも大きな影響があります。
ヒートショックのリスクを減らす
断熱性能が低い家は、部屋ごとの温度差が大きくなりがち。冬場に暖かい部屋から冷えた廊下やお風呂場に移動すると、血圧が急変動し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。国内では年間約1.9万人がヒートショック関連で亡くなっており、交通事故の約5倍です。
結露・カビの発生を抑える
高気密高断熱の家は壁や窓の表面温度が下がりにくいため、結露が起きにくくなります。結露はカビやダニの原因となり、アレルギーや喘息のリスクにもつながります。
家中どこでも快適な温度に
高気密高断熱住宅では、リビングから廊下・トイレ・寝室まで温度差が小さくなります。冬に布団から出るのがつらい、お風呂場が寒い、といった日常のストレスが大幅に減ります。
遮音性もアップ
断熱材は音を遮る効果もあります。外の車の音や雨音が気になりにくく、静かな住環境が得られます。
「建てた後のコスト」を知ることから
家づくりの費用は建築費だけではありません。住んでからの光熱費も含めた「暮らしのトータルコスト」を把握しておくことが大切です。
STEP 1
「安心ライン」を知る
提携のライフプランナーが、ご家庭の状況をヒアリングし、建築費+住んでからの光熱費を含めた「無理のない予算」を整理します。銀行の事前審査で借入上限も把握できます。
STEP 2
資金の割り振りを考える
建築費を少し上げて断熱・気密性能を高めれば、毎月の光熱費が下がり、35年トータルでは安くなることもあります。初期費用とランニングコストのバランスを一緒に検討します。
光熱費は「住んでから気づく」コストです
建築費は見積もりで事前にわかりますが、光熱費は住み始めてから実感するコストです。
高気密高断熱の家は、光熱費を抑えるだけでなく、夏涼しく冬暖かい快適な暮らしを実現します。
当社の家は標準仕様でZEH水準を満たしていますので、追加費用なしで省エネ住宅の恩恵を受けられます。
もちろん、断熱・気密性能だけで家の良し悪しが決まるわけではありません。
間取り・デザイン・立地・ご予算のバランスをトータルで考えることが大切です。
数字だけではわからない「快適さ」を体感してみませんか?
当社では宿泊体験を実施しています。実際にZEH水準の住宅に一晩泊まっていただくことで、夏の涼しさや冬の暖かさ、室内の静かさなど、カタログの数値ではわからない住み心地をご自身で確認いただけます。
「うちの場合、光熱費はどれくらいになる?」といった具体的なご質問も含めて、お気軽にどうぞ。